春日部市・浄土宗大河山 圓福寺

春日部市・浄土宗大河山 圓福寺

何度も言葉を交わし、一緒に気配りできる相手

春日部市・浄土宗大河山 圓福寺

当寺の他の施設の修繕をお願いしていた頃から、笠井さんのお人柄とその仕事ぶりを拝見させていただいて、ひとつの思いが私の中に浮かんでいました。

「この人にお願いすれば、〝思っている通りのもの〟が出来上がる」

新しい客殿の建築を、笠井さんのところにお願いしようと決めたのは、そんな思いからでした。

春日部市・浄土宗大河山 圓福寺

客殿というものは、葬儀から法事、待ち合わせまで、檀信徒の皆様に多目的にご使用いただく施設なので、一番こだわったのはやはり「使いやすさ」でした。どんな目的で使用しても、そこに集った人たちがスムーズに動ける。檀信徒の皆様にも、ここで働く人たちにとっても使いやすいことが、最も重要なポイントでした。だからこそ、建築にあたって気配りをしなければいけないことは無数にある。そういった気配りを、何度も言葉を交わしながら進めていける、信頼できる相手を考えたとき、一番に思い浮かんだのが、笠井木材さんでした。

一番のテーマ〝使いやすさ〟の実現を目指して

「使いやすさへの気配り」は、本当に何度も話し合いながら、一つ一つ作り上げていきました。境内地内はもちろん、床の高い本堂に至るまで全てをバリアフリー化することは、『使いやすさへの気配り』を実現する上で大変重要なことでした。客殿にエレベーターと、車椅子用のリフトを設置したことは、何度も打ち合わせを重ねた結果です。本当に細かいところまで気を配っていただいたので、苦労されたと思います。私が「旅行した時に、地方の駅で見かけたトイレのタイルが美しかった」という話をしたら、全く同じものを探し出して、客殿のトイレに使用してくれた、なんていうこともありました。

完成した客殿は、本当に気に入っています。外観、全体の色合い、洒落た雰囲気、そして何より「使いやすさ」。なんの不具合も、不満もありません。ありがたいご縁で当寺においでいただいた、巨大な「一ノ割観音」様も、上手に屋根に乗せていただきました。ぜひ、近辺においでの方には、ご覧いただきたいですね。

春日部市・浄土宗大河山 圓福寺

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